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夢にだに見て明かしつる暁の 恋こそ恋のかぎりなりけり 和泉式部 夢も見ないで見る、暁の恋の夢こそ、 最高の恋の心地です。 別離の悲しみも、恋する苦しみもなく、 至福の思いだけ味わう朝です。
風流る 昼寝の身にや 心地よく 風鈴の 音色流れて 通り行く 夜花咲く 空は茜で 鳥が行き 木槿みて 風に誘われ 散歩する 色褪せし 紫陽花まじり 新た先 細くなる4 月を眺めし 夜花咲く
嵯峨野みじか夜や二尺落ゆく大井川 堰止めしている大堰川の景観、渡月橋近く 明やすき夜をかくしてや東山 山の陰で、朝も暗い
みじか夜や二尺落ゆく大井川 堰止めしている大堰川の景観、渡月橋近く
蕪村句集 春 春の夕たえなんとする香をつぐ 香籠める部屋。香を更に炊き込める夕。 恋の部の句。
春雨やものがたりゆく簑と傘春鮫と記しました、お詫びして訂正いたします。
蕪村句集2 春雨やもの書ぬ身のあわれなる しとしとと降り続く雨、家に籠もる、物書く者はこのさいと もの書ける、それも出来ずに無聊に生きる人。なにしてるのだろう。 春鮫やものがたりゆく簑と傘 雨の中簑かぶる男と傘挿す二人がなにやら、意味ありげに 道行きしていく、なにやらものがたりになりそうな二人連れ。 蕪村の句は舞台になる、繪になるといわれます。 着想の面白い句です。春雨や暮なんとしてけふも有 今日もしとしとと雨が続く。気がつくと夕暮れになる。一日も終わる。
みじか夜の闇より出て大井川 みじか夜や浅瀬に残る月一片 明やすき夜を磯による海月哉 うきくさも沈むばかりよ五月雨 さみだれのかくて暮行月日哉 芭蕉忌 時雨おとなくて苔にむかししのぶ哉 岩波文庫 蕪村俳句集ー凡菫偏蕪村句集前編後編収録 昭和七年5月20日刊行
心より 語りし友や いまは亡き 整える 顔立ちなりし とも偲び 白雨ーゆうだち降り 水嵩ましたる 大堰川 はくふ降る 思い出募る 大堰川 白雨に 流れもはやし 大堰川 白雨に 飛沫あげたる 大堰川 白雨や 涙に濡れし あの日かな かの季節に 語りあえしや 彼の人と 忘れ得ぬ 季節ーときが来たりし 彼の人や 若殿が女にうつつ国はなき
我のせて廓を出でよ凧 遊女たま 俳諧玉藻集 夜半亭蕪村編集 蕪村編集の女流俳人のみの句集。玉藻集。蕪村の編集です。安永三年発行 一茶一二歳の頃の発行、当時の句理解できます。名句でなくとも、生活にじみでる悲惨な句。 廓を出でよ。と詠む率直な句です。それを編集した蕪村。島原にも、弟子がいた蕪村。率直な句載せます。遊女の句は、元禄の時代から。散見できます。 いまでも祇園では俳諧は教養として、学んでいます。江戸期からの伝統守り苦虫つぶすてしょう虚子は。