俳句の部屋

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ふりかえり [213]
投稿者:[ 雀子 ]  投稿日:[ 2008年08月24日(日) 09時17分21秒 ]

夏が過ぎ 秋やこにけん  落ち葉舞う

        我が身の秋や 思い深めて   


様々に  熱き思いや 懐かしく

           秋風吹いて 老いの身を知る   


わが戀は   絶えやらぬなり  燃えたぎる

              秋風吹くも 吹雪強くも   

ふのかえり 悔いはなかりし  過ぎし日々

             人を愛して  戀に包まれ


かえりみて 悔いはなかりし  戀多き  


母猫 [212]
投稿者:[ 雀子 ]  投稿日:[ 2008年08月21日(木) 19時54分37秒 ]


   雷に  子猫咥えて   走りゆき

夏の夜 [211]
投稿者:[ 雀子 ]  投稿日:[ 2008年08月21日(木) 19時44分30秒 ]

一閃走り   犬が震える   白驟雨


雷光に    欅輝く      夜空かな


かみなりに  欅が映る   白驟雨


雷光に   人も車も     姿けし


葉がふるえ   つむじ風舞う   大通り


雷音や  光が走る   驟雨なか

半分のだめ句八月 [209]
投稿者:[ もぐら ]  投稿日:[ 2008年08月21日(木) 07時54分45秒 ]


仏出でて、うつし世秋となりにけり。 もぐら
秋立つや、夫婦喧嘩のし初めなり。 もぐら
願ひとは唯ひとつなり、星祭。 もぐら
セーヌ川、天の川か、と見立てけり。 もぐら
審査員、中元などは受けぬとふ。 もぐら
最近は、苧殻も量が減りにけり。 もぐら
真菰馬、天皇賞にも出む、といふ。 もぐら
あはれあはれ、ひたすらあはれの墓参。 もぐら
走馬燈、これもやらせ、と思ひけり。 もぐら
阿波おどり過ぎて、夜更けはしづまりぬ。 もぐら
大麻やる、性なきロシアの相撲取。 もぐら
サンマロの英仏海峡、秋立ちぬ。 もぐら
馬喰はぬ木槿を喰ひて、ドーピング。 もぐら
凶作は、地蔵の盆のあはれかな。 もぐら
秋立ちて、芭蕉根分けの頃となり。 もぐら
腹中に蹴るマラドーナ、のだめらし。 もぐら

半分のだめ句七月 [208]
投稿者:[ もぐら ]  投稿日:[ 2008年08月20日(水) 06時42分44秒 ]


ひとり独り、夏菊抱いて通りけり。 もぐら
ゆゑも知らず枯れし、隣の月見草。 もぐら
パリにゐて、人に紛るる合歓の花。 もぐら
雷は、ばあちゃんモデムを壊しけり。 もぐら
夕立に、万聖節とふ不思議かな。 もぐら
虹丸し、と飛行機恐怖は知らずなり。 もぐら
川中州、バンガロー建つ不思議かな。 もぐら
池落ちも、夏のパリゆゑ許さるる。 もぐら
涼し、とは言ふことの無き気象庁。 もぐら
汗掻かず、演奏をする人は無し。 もぐら
腹当も、カマーバンドといふ指揮者。 もぐら
噴水のはうへ、と落つるチュイルリー。 もぐら
ねこ並に、涼しき処を知るのだめ。 もぐら
牛冷やし、牛肉冷やしビール飲む。 もぐら
アイーダを誰が歌ふか、夏の月。 もぐら
床で寝るといふのに、靴を脱ぎにけり。 もぐら
摘み喰ひしては居らぬ、と麦茶かな。 もぐら
扇風機つけアイス喰ふ、のだめかな。 もぐら
パリにては、缶ビールなど飲まぬなり。 もぐら
冷や奴ならば、失敗はなかるべし。 もぐら
最近は冷房もあるパリ、ホテル。 もぐら
風鈴を入れし、作曲家はをらず。 もぐら
冷蔵庫、納豆大事にしまひけり。 もぐら
閻魔様に舌を抜かれて、土瓶敷。 もぐら
男ゆゑに、女また佳き裸かな。 もぐら
今度から流水プールで、金メダル。 もぐら
船虫は、恐怖症にはあらぬらし。 もぐら
海水着、死語となしたるビキニかな。 もぐら
バカンス、ともっともらしき夏休。 もぐら
父母の肩揉むための、帰省かな。 もぐら
何番かしらねど、モンロー着けてゐる。 もぐら
冬肥り、すれどもそれは着ぶくれ、と。 もぐら
カレーにて赤痢にかかる、不思議かな。 もぐら
パリ祭に、バカンス何処と話し合ひ。 もぐら
睡蓮がぐるりとめぐる、オランジュリー。 もぐら
秋茄子を、のだめ必死に喰ひたがり。 もぐら
生姜買ふを忘れて、けふも冷や奴。 もぐら

半分のだめ句六月 [207]
投稿者:[ もぐら ]  投稿日:[ 2008年08月19日(火) 21時20分04秒 ]


花菖蒲、見むとて下町恋ひの街。 もぐら
景気良きトランペットに、我走る。 もぐら
柚子白し。摘むとふ人の指白し。 もぐら
紫陽花のものものしくて、G8。 もぐら
知らんぷりするにあらねど、紫蘭かな。 もぐら
鈴蘭に相性悪し、特売日。 もぐら
梅雨明けを言ひ忘れたる、気象庁。 もぐら
黴生へて、大きく育ちていくらかな。 もぐら
優曇華や、仇討ちには百万年。 もぐら
特売の鰻喰はせて、ブラームス。 もぐら
蛞蝓に塩を掛けたる、ブザンソン。 もぐら
ガソリンもさくらんぼ、また高嶺なり。 もぐら
ツナ缶にスライスオニオン、旨きなり。 もぐら
早乙女は東京、井関が田植する。 もぐら
蛍火の点滅、コンチェルトの如くなり。 もぐら
二番草、腰を抜かして抜かしけり。 もぐら
老鵜匠、鵜に飼はれゐて六十年。 もぐら
虎魚、今姉はロンドンにゐると言ふ。 もぐら
蚊帳吊るを忘れし、日本家屋かな。 もぐら
緑蔭を忘れて、地球温暖化。 もぐら

月見草 [206]
投稿者:[ 雀子 ]  投稿日:[ 2008年08月19日(火) 16時30分10秒 ]

口づけし  目に焼き付いた  月見草


かの時に  かの人と見た   月見草


懐かしの  地を巡りたる   老い寂し


若かった   忘れられない  月見草

 [205]
投稿者:[ ]  投稿日:[ 2008年07月17日(木) 21時50分56秒 ]



 善き月や眺められたる京哉

初夏 [204]
投稿者:[ ]  投稿日:[ 2008年07月11日(金) 23時17分51秒 ]

八坂さん  髪結い浴衣  千度也


妓どもたち  なにを願いて 千度する

風涼し    人群れしなか  通り過ぎ

鉾を組む   祇園囃子の   稽古哉


橋の上    神楽洗いて   お払いす

鵜飼 [203]
投稿者:[ 雀子 ]  投稿日:[ 2008年07月08日(火) 18時38分22秒 ]

かがり火が

   川面に映える

      鵜がもぐり

京鵜飼い

  かがり火燃えて

        大堰川




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